飛行機恐怖症の克服は出来るのだろうか?

飛行機が怖い?決して珍しいことではないのでしょうが、飛行機に乗る前のあの儀式のような時間を想像すると。。。出来るものなら乗りたくないと今でも考えてしまいます。

海外で美容師

星の数ほどいる美容師の中で海外で美容師をしている人も何百人もいます。そして海外で美容室を経営してる人も何百人います。

そんな私も現在海外で美容室をしてる何百人の中の一人です。

私のオーストラリア美容室を開業するまでの物語はここからご覧ください

人それぞれどこで美容室を始めようと勝手ですが、もし海外でお店をすると、日本から目的地まで行くのに(ここはオーストラリアは9時間かかります_)搭乗時間も入れれば数時間は使うことになります。

飛行機が苦手だったなんて考えもしないで海外出店をしましたので、日本とオーストラリアの道のりはそれはそれは命が縮む思いでした。

飛行機好きには、想像もつかない数ある漫画みたいな飛行機克服?物語を綴ってみようと思います。

恵比寿からの移転計画

東京の恵比寿というところで美容室経営9年目を迎えた時、そろそろ別のところへ移転をしたい、そう思う毎日でした。

どこか良い処ありませんか? 秘密の合言葉 のように友人に言っていた記憶があります。

言葉にする未来の現実。。。

場所は代官山駅の直ぐ側アドレスの目の前の階段を登った一軒家の一階。

恵比寿から代官山までは歩いて移動出来るくらいのご近所への移転でした。

支店は近い方が良い

2店舗、3店舗と支店を経営してる方は必ずお店までの移動を経験していますよね。

そこまでは何時間かかるか?そしてどんな手段を使って移動するか?歩き?自転車?車?タクシー?電車?飛行機?。。。

移動時間を有効に使うためにはパソコンを使って移動時間を有意義に使えばよいですが、結構疲れていたりしたら、結局は寝てしまったり、携帯見ていたり、移動時間が必要な時間(この時間大事な時間と感じるのであればよいのですが)ですか?

私は海外進出初めの頃、日本とオーストラリアを行き来できることをすごい楽しみにしていました。飛行機でビジネストリップできるなんて、それだけでワクワクしていました。

初めの頃は確かに楽しかったです。飛行機乗って映画を見て9時間経ったら違う国について違う生活をする。時間なんて忘れてしまうほど楽しかった?のは初めだけ。。

そう、日本とオーストラリアにお店があり、そのころは仕組みも何もない経営だったので、自分がそこのお店に行って稼いで成り立たせるという(ある意味仕組みでした)労働して稼ぐ、労働型ビジネスです。

初めてビジネスをする時に参考にしてください。

初めの頃は現地のスタッフに任せきりの状態の海外店でしたので2週間滞在して、日本で2ヶ月、そしてまた2週間海外。。これを半年ぐらい続け、だんだん自分のお客さんが増えてきた頃から、3週間滞在、日本1ヶ月、また3週間海外。。

この頃から飛行に乗る前に極度の緊張感があり(エコノミークラスですのでときにはぎっしり席が埋まって)元々自意識過剰の恥ずかしがり屋で、大勢の人と一緒の空間が全くの苦手な私にとって9時間の自由が利かない時間は苦痛でしか無くなっていました。

パニック症候群のようなフラッシュが起こったのはそんな飛行機の搭乗口までの歩いている時。。いきなりみんなの声がザワザワと聞こえ、自分がクローズアップされてくるんです。あ〜戻れない、閉じ込められる、という恐怖が襲ってきました。

何にも準備は(恐怖を克服するための準備)していませんので、逃げることが出来ない、過呼吸が始まって、心臓は前方30cmくらいまで飛び出してドキドキしているのがわかります。

席について(窓側を好んでいました)そわそわしてる自分に追い打ちをかけるように、体のでかい人が隣の席に座り、完全に小さい狭いスペースに閉じ込められ、一歩も身動きができない状況です。

ここから飛行機が飛ぶまでの時間がどれだけ永かったか。。

水平飛行に入りシートベルトのサインが消えた頃、皆はリラックスモードへと変わる頃、私はというと、イヤホンの音を最大にして音に身を任せるしかない状態です。

周りに気づかれないように落ち着け、落ち着け、(こういう状態の時は交感神経が優位になって血圧も上がり、呼吸も浅くなってしまうようです。)思えば思うほど、ダメです。

なんとかリラックスモードへブレーキをかけないと、(ここで副交感神経を優位にしていくんですね)いまはこうやって、まるで他人事のように書いてますが、その時はコントロール不能状態アクセル全開に暴走しています。

さあどうする自分。。食事が運ばれるころにはようやく、落ち着いて周りの音や様子を普通に感じることでき始めてきました。 このまま最後まで穏やかにお願いします!!!

こうやって飛行機に乗ると恐怖症が起こると頭にインプットされてしまいました。

さあ、

どうやって飛行機恐怖症を克服しよう?

まず交感神経が優先する事で起こる緊張をさせないためにはどうするかを第一に考えることにしました。

ここでの内容は、実際に自分が飛行機恐怖症を乗り切ってる方法です。正しいとか、間違ってるとかではなく、へ〜そうなんだ!って軽く参考にするところから恐怖症の克服がはじまります!!

ビジネスクラスに乗ればきっと違うだろう!(試しました)搭乗するときから大勢と別の行動、座ってからの隣の人との距離を感じない、これだけで全く恐怖症は発生しませんでした。思い込みも大事なんですね。

これは閉所恐怖症なんではないか?確かに映画館もコンサートでも、真ん中の席はNGでいつも後ろとか、入口のそば、(席としたら良くないでしょうが)自由が効く席(いつでも開放状態になれる席)これが確保できれば大丈夫!?

克服法1、ビジネスクラスで移動しよう!

そうはいっても、毎回ビジネスクラスに乗るにはお金が続かない、エコノミーでも快適な座席位置、これはいちばんうしろの通路側、トイレの横の2人がけの通路側、これを自分の絶対シートに指定!これを取れないときは取れるまで行かない。

後ろに誰も居ないことが開放されてると認識し、緊張が取れる。さらに2列席の通路側に席を取ると、かなりの確率で隣に人が来ないことがある。(これで席が開放される)

更にトイレが近くにあるということで、いつでも立てる、という認識で緊張を取る。水をとにかく飲む、(トイレに近いことで飲んでも大丈夫)

イヤホンはノイズキャンセリングイヤホン! これで自分の世界に入れる。

この一連のルーティン的な装備が私の飛行機恐怖症を(緊張)をどれだけ楽にできたことか!

克服法2、自分流のコレ(お守りのような物)を作ろう!

極めつけはお守り代わりのお医者さんからもらった飛行機が楽になる薬。

これは処方してもらう事が大事です。自分で検索して手に入れた市販のお薬ではなく、しっかり飛行機恐怖症なのでと相談する事をお勧めします。

この薬を飲む事で(どんな効果が期待できるかはお医者さんに聞いてください)実際に恐怖から解放されることも期待できます。何より、コレがあれば大丈夫というお守りだと思うと良いですね。

わたしは初めての飛行機恐怖症が起こったときは何も準備がないまま恐怖が訪れたので、それはそれはパニクりました。帰りの飛行機がとても心配だったので(海外でしたので思うように伝えられなかったですがもらった薬でぐっすり眠って帰りました、)

が、しかし私の場合、恐怖が訪れるのは実は飛行機に乗る前でしたので(どこでそれが発症するかは人それぞれ違うでしょう)飲むタイミングを間違えると、待ってる間に眠くなって乗り遅れてしまうなんて事もありますで、詳細をしっかり伝えることが大事ですね。

私も、初めの頃は必ず薬を飲んで、飛行機に乗り込みますので、恐怖的な事も起こらないまま移動時間を過ごせました。ただ眠くなって、映画や、ときにはご飯も食べないまま眠ってたなんてこともありました、(前の日は興奮して寝れ無かったので、飛行機の中では爆睡です)

何回も飛行機に乗るので飛行機を楽しみたいって思うようになってきた頃、薬はお守りとして持ってるだけで、一連の自分流のコレを完璧に準備して、いやだ、緊張するかも、あらゆるマイナスを排除するために、平常心を保つ事を飛行機に乗る1週間前から始めました。

副交感神経を優位にする最善の方法は平常心を保つ、リラックスすること

早寝早起きをしてストレスを無くし、肉類を食べず、体を軽くし、水分をよくとって、適度に体を動かす(運動しすぎるとダメです)仕事中は飛行機に乗って目的地に行く事を楽しく話し、そこにいる自分を楽しくないはずがないくらいに持って行く!!

そこまでするかって思うでしょうが、そこまでしても緊張する自分のほうが一瞬で飛び出してくるので、楽しいでいっぱいにして過ごしました。

前の日はぐっすり寝ます。それでも当日は何故かワクワクは全く無くなり、そわそわになっている自分がいました。これくらいの恐怖に支配されてしまうんですね。

さあ、空港に着いた。搭乗手続きをして、(3時間前についてしまった)、この数時間をどう過ごすかも大事です。最近は日本から出発の時は、お風呂とかシャワーを空港で浴びてから搭乗します。ラウンジ使えたらもうリラックスモードですがね。

海外から日本へもどるときはシャワーがあるところ探して、シャワー浴びて、服装は、スウェット、足元はクロックス^^ ゆるゆるで臨みます。

いよいよ搭乗時間、心地よい緊張が身体中を走ります。。。。。

でも大丈夫、完全装備です。ドキドキがこない^^こない^^ 飛行機の中に入り込んで、席に座り、まだこない^^ 全員が座り、ドアがしまり。ちょっとドキドキ、、、アナウンス、、飛行機の中の本を流し読み、、ドキドキ、、、、、アナウンス、飛行機が遅れます。。。、

え〜〜〜〜〜〜どうやら1時間飛行機の中に閉じ込められたまま動かないらしい。。これはやばい、、やばい、やばいやばい、、、こういう声が頭の中にこだまし始め、じっとしてられなくなる。

こんな場面も飛行機の移動ではあるのです。

こういう時のために薬を持ってます、飲んじゃえ!これで初めての飛行機の帰り道は乗り切りました、

こうやって、飛行機でも移動を何度も繰り返し、少しづつ、克服するより、チャレンジしなくてもいいやって考え、飛行機移動も辞め、移住してオーストラリアに居着いてはや15年くらいになりました。

しかし、移動する乗り物に乗らないと日本へ帰れません。ここは狭いとか、緊張を無くすためにお金を使ってビジネスクラスで帰るという手段が自分的には最も克服というチャレンジをしなくても飛行機恐怖症を逃れることが出来る最も簡単な、方法です。(ワタシ的にはです!)

究極の克服法、克服しないことを選ぶ

日々の生活で緊張や、怒ったり、嫌なことはしないという生活に思いっきり変化させせることが大事です。

忙しく日々を過ごすのは仕方ありません、でも怒らない、人を許す、人と比べない、背伸びしない、いやなことはしない人、頑張るという言葉は使わない、こうやって、自分の好きをいっぱいにして生きていくと、別に旅行もそんなに興味がなくなりました。

今後は、それでもやっぱり飛行機乗らないと日本へ帰れないので、最善の方法、値段は高いけど、何度も乗らないのでビジネスクラスを使ってゆったり帰るという方法をとります。(狭いところに閉じ込められないという気持ちで臨めるので!)

資本主義の世の中、どうしてもお金は必要です。

いつかお金がなくても生活できる日がくると思いますが、飛行機に乗れる人はお金を持ってる人だけなんてなりそうですね。ぎゅうぎゅう詰めでも大丈夫な人は別ですが。

お金を稼ぐ術を身につけてどこに居ても、いつでもお金が手に入る方法今から勉強しておきましょう!

人生100年時代突入!今から始めて数年後に、自動的にお金が入るようになれば、リラックスした人生を送れそうですね。

わたしがこうやって、実体験をブログに書いて誰かの参考になってもらえば、嬉しいですね。

自分の人生はあなただけの人生ですが多くの人の助けで成り立っています。あなただけの経験、体験をブログに綴り、誰かの生きる力になります。そして、自分が生きてきた人生の軌跡、(軌跡)はずっと残ります。この世から自分が居なくなっても誰かがそれを見て力になることでしょう。

人生とは時を過ごす事!刻一刻と過ぎていく時間をいかに体験したか?貴方だけにしかない貴方の軌跡(奇跡)を是非残して下さい。

さあ、はじめましょう!!