あなたのお店にも外国人客を取り込み勝ち続ける
その理由や事例をお見せします。そして、アクションプランであなたは、実践してください。
アジア人が住んでいるエリアでビラ配り、ビラ貼り、中国語新聞で宣伝と、当たり前の集客をしました。
原点での、そこの地域にに住んでる人の動向、文化を見ることで、欲しい物がわかりました。
共通語、英語は省いてはいけない事に気づき、アジア人目線のホームページに作り変え、英語表記日本語表記の2通りを作り、電話応対をやめ、メールと、オンラインで完結するやり方に変更しました。
こうすることで、言葉での間違い等がなくなり、確実にご来店までも導線が出来ました。
アジア人の取り込みが、今後の経営に大きく左右されることを、お店をオープンする前にリサーチした結果わかったことでした。
アジア人(移民)60% 日本人30%、白人(地元)10%この割合を取り込むことが成功の条件だと教えられていました。
はじめてお店をオープンしたばかりは、知名度も、ブランディングもしていませんでした。
東京から来たばかりの私にとって、ここが海外でも、現地にいる日本人を中心にやっていこうと決めていました(これには色々理由があります)
その理由とは?
- 英語が苦手なのに美容室を経営
- 現地日本人の為に開業したぐらいの勢いがあった。アジア人が多いサロンを日本人客は敬遠すると言われていた?(なぜか)
- 成功する=お客サンが来るためには日本人を中心にやればある程度成功する(回せることはわかっていました)
- 日本人は日本的なこだわりを美徳と考える。。私もそう思っていました。
それらの理由を含め、
日本人にフォーカスしてすべて事を進めてきました。
チラシも、ホームページも、電話応対もメニューも、全て”日本語”仕様。
スタートから一人美容室でしたので、出来る人数が限りがあり、日本人客だけで、他を取り込む余裕がなかったのが現状でした。しかも日本から来たばかりだったので、現地の日本の方にとても新鮮だったと思います。
そうすることで、日本人90% アジア人8%現地人2%というまさにThe 日本でした。
何から何まで日本仕様の美容室ですので(日本人にとって居心地がよく、日本のスタイルをわかってもらう)ということをアピールしてきました。日本へは、年に2回(数日間)帰国して情報を得、、いつもアップデートをしていました。
ますます日本人以外の方には心地悪いサロン展開になりました。
そんな中でも来てくれた8%のアジア人は日本大好きな人たちでした。日本人サロンが好きなアジア人が日本語を翻訳してまで見つけてくれて来てくれていました。
このやり方でもお店は大忙しで予約は絶えることがありませんでした。
(入店から退店まで。スタッフにはどのような指示をしていましたか?)
予約が来るというアクション
- 電話
- 直接来て(予約制でなはい、ウォークイン)
これらの予約までのやり取り接客で、逃すことがないように、はじめの接点を直接話す方法をやめました。
- オンライン予約
- 電話対応廃止、メールでの対応に変更
そうすることで間違いが減り、確実に入り口で逃さないシステムが出来上がりました。
期待値のズレは、入り口でしっかりと修正しておかないと、その傷口は時を経るごとに大きくなっていきます。
だからこそ、入り口の段階で修正が出来なければなりません。出来ること、出来ないことを双方明確にすることで来店時の言葉のやり取りを少なく済むように(スタッフがそこでストレスを溜めないように)しました。
接客は、(新規のお客様には無料で希望により30分のコンサル時間をもうけました)来る前にある程度の接点を見つけてあるので、来てからは最小のやり取りで、ゴールに近づけることが出来ます。
ここまでやっておくと、お客サンにとって通常の日本のおもてなしを出来る美容師であれば、日本人らしい、心地のよいサービスを受けることが出来ると思います。
メール等で説明するときに英語だけでなく日本語でどうやって説明するか明確にすることで、英語の勉強、そして国語の勉強もできます。
(外国人を満足させるためにやっていたことは?、スタッフに指示していたことは?)
特に西洋人の髪質は今までの日本の知識は通用しないこともあります。なれることが大事です。
私の方針は、あえて難しい事を克服する時間より、アジア人を中心に考えることで、より早く確実に日本人美容師の感覚に落とし込める方が良いと考えています。
技術の使い分けより、その国の流行に合わせた髪型技術が必要です。
日本にいる外国人の方ですと日本風でも良いと思いますが、海外においては日本を強く出しすぎることはかえってマイナスになることもあります。
1+1=2という方程式が当てはまらない
例えば、外国では過去の施術で使用した商材、やり方が違う(日本の薬ではない、日本人の技術ではない、)これは日本でも一緒で、過去のデーターがわからない髪質によっては出来ること、出来ないことが多々ある。場合によっては、髪が壊れることもある。
海外においては、この事例が、最大値までわけのわからない過去をのデーターを持って来るお客サンもいます。
最初に言った、髪質によって使いわけるということはこれが主な原因です。
今のメニュー展開は この過去があっても失敗しないようなメニューを中心にしています。
予防メニューが中心です。
傷んだ髪を更にいためるメニューは無いので、今より必ず良くなることが出来ます。
日本ではほとんど英語圏のお客サンはいなかったのですが、興味を示すスタッフを中心に英語で日常の美容室の流れをシュミレーションさせ(現に海外支店で働いてもらいました)英語での接客を勉強してもらいました。
全く英語ができない人には、海外の人と接することは正直難しいと思います。出来ないことを臆することがない人は問題がないです。
ということは、ことばが出来ないからが問題ではなくしゃべれないとだめだと感じてしまうことが、問題になります。
英語圏にいるということはすべてのスタッフが英語に興味があるわけではありませんが、海外にいるということは英語に少なくとも興味があるわけですから、もっと興味を持ってください。
もともと働いていた美容室が外国人客が3割来る特殊なお店でした。そのため、美容室では、英語学習を全員やる環境がありました。モデルハンティング、実際の接客プロセス等、ぶっつけ本番で英語に対して臆さない環境を作っていきました。
そのため、外国に住めそうな気がしていました。
自分からというよりお店のオーナーがそういうコンセプトを作ってくれていたと思います。
日本にいる外国人は英語しかできない人もいますが、日本語を理解するという気持ちは、あると思いますのでカタコトの英語でも理解をしてくれました。
海外に出てからは、はじめての洗礼は、英語が全く通じないことで、萎縮したことです。
強い言葉で顔が笑ってない英語で返事されただけで、押しつぶされました。何度喋っても通じません。それどころか、しゃべれないことでダメ出しをする人までいます。
仕事をするためには、銀行 が大事。そこで通じなければ先にはすすめません。そこで私はいつも行く銀行で、一番気が合いそうな人を選び、窓口で手紙を渡しました。
友だちになってくれと。今まで冷たい態度のその人が一変して、一人の言葉を聞いてくれる人になりました。
こうやって聞いてほしい人には聞いてくれるためにアクションを起こすことをはじめました。
ラジオのチューニングと一緒で聴きたくない音楽は雑音にしか聞こえませんが、聞きたい音楽は聞くためにチューニングして探します。
聞いて欲しい人にはチューナーを合わせてもらうという行為をします。
簡単な方法は大声でしゃべることです!!
強い言葉で顔が笑ってない相手は、実は聞こえてないことのほうが多いいようです。
海外にでてから
(トラブルを回避するためにやっていたことは?)
お店にも、来てほしくない人が来てはお金をまけろとか、汚い態度をとったり、そういう人も来たことがあります。
今思うとそういう人が来る時は自分からそういう人を呼んでるような気もします。
それ以来、そういう人が来れないように”断る”という行為をすることをはじめました。
客層もそうですが、トラブルを回避する方法はトラブルを作らないことです。
トラブルの有りそうな環境は作らない。トラブルの有りそうな生活はしない。
(例を挙げます)
- 初期の頃はマナーが悪いとその人まで下げてみてしまうことがありました。文化的に自分のスタンダードと違うレベルの人もいることが分かりました。
- 大声で話す国の人は、お店でも大声です。周りの迷惑より自分の話を優先します。
こういう事を気になる私達ですが、実はこっちの人はそれを気にならない人が多いような気もします。
大声を気にしてる自分のほうが希少かもです。
海外に向いてる人向いてない人はこういう小さいことで結構左右されます。
例えばカラーを塗るときでも自分は頭皮を気にして塗りますので、優しい塗り方になります。現地の人の塗り方をみていると、お客さんの頭がガンガン動いていることもあります。(お客さんも気にしないのでしょうが。。)
塗り方を繊細に行えば、カラーを塗っていても心地良いと言われることもあります。
これは日本人でも外人でも、頭皮が痛くないように塗ろうと思わない限り、塗り方はやさしくないです。塗られる人も痛く無いので心地よいのは世界共通です^^
世界基準と日本基準は随分違う事があるので、いつも自分が正しい訳では無いという考えも忘れずにいたいです。
こっちから見て素敵な人から、あっちから見て素敵な人だって思われる為にどんな時も基準値を超え格好良く観られるように心がけたいものです。
海外進出の前にまずは今の既存のサロンで外国の人を取り込み(まだまだ外国人が気楽にいけるサロンは日本では少ないように思います)日本のスタイルを押し付ける事なく、海外のトレンドを取り入れ、世界共通の価値観を身につけ、さあ!海外進出してみますか!?
今私は、去年2023年6月から、100%ローカル(日本人向けでない)を取り込むビジネスにチャレンジ中です。
今回は美容室経営ではなく、日本では当たり前のヘッド・スパに焦点を当てそれに特化したお店を出店しました。専門店は日本でもよくあることですが、ずっと長続きすることが難しい?と思います。はじめからこの答えを知りながらの出店です。
ヘッド・スパが、日本旅行のブームに伴い、ここでも知名度が出て、なにそれ?っていう現象が現れ、毎日予約が殺到するという結果が出ています。ただし、何それから、リピートに繋がり、顧客になるという、長く続けることが出来るビジネスか?というと?になります。この答えは、今後、ヘッド・スパ+??という??が決め手になると思います。
他にライバルとなるヘッドスパサロンは、我々日本人からすると、それで良いの?という内容で、ものすごい値段でお店を展開しています。それでもお金を出す人たちがいるので、それはビジネス的には良いことです。
??を考えないと必ず空きられれてしまいます、衰退してしまいます。ブームに載って、次々とお店はオープンしますが、(私にとっては好都合で、まわりがどんどん宣伝してくれれば、自然と私の店が知られていきます、)なので自分からたくさんの宣伝をする必要がありません、
今はこのブームに乗り、内容よりイメージを先行して多くの人を集めるという段階になっています。我々が日本人や、アジア人(すでにヘッド・スパを知っている)をターゲットにしていない理由は現地の人をすべて来てもらうと考えれば数年初めて興味だけで成り立ちます。
しかし、??を考えたビジネスですので、我々は次のステージへ向かう準備をしています。
此の様に海外でビジネスをするということは、現地の市場を知らない人には思いつかない発想で(実はなーんだと言うような事でも)大ヒットすることがあります。
これが海外ビジネスの楽しさです。日本で眠ってしまってることが海外では覚醒することがありますので、ぜひ、日本の当たり前を当たり前と思わないで、毎日をお過ごしください。
そして、海外へ行って、これあったら良いのにと言うのを引っ提げて来てください。