女性一人美容室

    1人営業している美容室

    母親は美容師だった。15歳で高知から東京上野に美容師になるために上京し、美容室に住み込みで美容師になった。朝から晩まで美容師、人生そのものが美容師だった。

    8年後、23歳で父親と結婚して、子供が出来、美容師はやめていたが34歳から自宅を改装してエンゼル美容室を開業した。

    本当は、結婚を選ばず、パリへ行くことが夢だったようだ。もしパリへ行っていたら、私はこの記事も書いていなかっただろう。

    私が海外で美容室をするというのは母親の夢を一緒に叶えたと思っている。

    母親の美容師としての位置づけは、一人美容師経営だ。あの頃子供だったので数字はわからないがほぼ毎日、朝から晩まで休もこともなく働いていた母親はそれなりに儲けていたようだ。

    労働型接客業、価格が安かったので(多分)人数も沢山こなして、経営が成り立つ。。。なんて

    考えもしないで純粋に楽しんでいたと思います。

    1人美容室経営、楽しんでやれば忙しくなるんです。儲けなんて二の次!

    労働して何が悪いのか?時間いっぱい働くことが何が悪い?

    今や、美容室を経営したことがない人までが美容師のためのコンサルティングをする時代。労働型接客業をまるで間違ってるかのように。。たしかに、安い単価なので人数を沢山やらないと利益がでない。

    ひとり営業の美容室からひとり経営の美容室にする理由

    今私はスタッフが一人の小さな美容室をオーストラリアで営んでいます。基本はひとり美容室、

    スタイリストが仕上げまですべて1人でこなす、後片付けも、集計もすべて1人です。18時にお店が終わっても、そこから掃除、集計戸締まりして時計を見れば19時?

    一人でやっていればいつまでもダラダラとやっていても文句はない。でも自分の時間は限りなくなくなる。スタッフいるから早く終われるように考える?一人でもスタッフがいたら、好きには出来なくなるのです。

    仕組み作りはなぜ必要か?

    そこから経営すること、何かをうまく動かすためにどうしよう?と考えた時から仕組みが発生します。一人で営業している時から、誰かがいたらを想定して仕組みを作ることを出来れば、さらに良いですね。

    一人でないと、自由がきかないんですよ。仕組みを作るって、誰かのためにです。自分だけなら頭の中に仕組み作っておけばいいですけど、誰かが居たら、誰かの為に分かるように仕組みを作るんです。

    私の母は仕組みは頭の中にいっぱい作ってったんでしょうね、だって、背中に子供を背負って、家事して店やって、父親が帰ったら奥さんやって、頭の中に仕組みがなかったらこなせないですよね!

    私には、頭の中に一人何役もこなせる技量はないので、ちゃんと人にわかるように一人の時から仕組みを作ってやっています。

    だから、スタッフが入ったら、仕組み生かして、動いてもらえますので、必然的に忙しく出来るように仕掛けをするんです^^、売上も上がります、私も、スタッフも。

    男性一人美容室 床屋さん?

    女性美容師は、何役もこなしながら一生美容師としてお店で働くことができそうです。

    ところで美容師は何才まで働けるのでしょうか?

    え?90%くらいの美容師が50代になる前に離職しているということです。雇われている人の年齢なのか、オーナーを含めた人数なのかは定かではありませんが、わたしはオーバー50ですが、離職していませんし、周りのわたしの仲間(オーナーですが)働いていますね。

    美容師でいるためには自分の店をやる事が生き残るための手段になるのでしょうか?。。

    離職する理由はいろいろありそうですが、結婚を機にとか、何より賃金が安いことに(気がついてしまった)将来生活を考えると不安だから離職してしまう美容師もたくさんいるんでしょうね。コロナ以降、リモートワークできる仕事のほうが安心だし。。。

    転職するなら早いほうが良さそうだし、なんていろいろ考えるのが40歳前後なんですかね。

    独立するなら、一人美容室を推奨します

    そのまま雇用されながら、独立の機を待つか、えいっと独立するか、思い立ったその時がチャンスであって、ピンチ(何か問題が生じてる)だったりします。

    ある程度、顧客様を連れて独立できるのであれば、一人美容室を推奨します。誰も連れてこれない?よくある事ですが、そんな時は、独立する前に、ホームページでバーチャルサロンを作って(お店はまだ存在しなくても)みましょう。

    自分のことを発信していれば、どこで店をやってもすでにバーチャルサロンで貴方のフアンになって応援してくれている人を取り込めばよいのです。

    個人ブログでもインスタでもいいですから、貴方だけのバーチャルサロンを作って貴方が好きな人へ発信して、好きな人が集まるサロンを作ればよいのです。

    独立を視野に入れて働く?

    美容師を始めた頃、はじめたばかりの美容師さんのは独立なんて考えもしないでしょうが、わたしは美容師になる=自分で店をやると考えて美容師になったので、1mmもブレずに独立しました。

    独立をする=自由=好きにできる=お金も自分の働いた分もらえる?

    世の中はそんなに甘くはないので美容師40歳で引退(離職)にならないように、みんなが遊んでる時に一緒に遊んでいる場合ではありませんよ!